CASE STUDY / 会員制専門メディア
会員データと行動データをつなぎ、施策判断に使える分析基盤へ。
GA4・Firebaseの行動データと会員データをBigQueryで接続。指標定義、可視化、会員区分・獲得経路別の分析から、品質監視・更新ツール・社内への引き継ぎまで担当しました。
CHALLENGE
アクセス数だけでは、会員施策を判断できない。
デジタル版の利用拡大を進める中で、有料・無料会員の利用状況や、獲得経路による行動の違いを把握する必要がありました。行動データと会員データを接続し、「どの会員を、どの条件で集計するか」を明確にすることが前提でした。
継続的に分析を行うため、データの更新や品質の確認を、社内担当者が扱える形に整えることも必要でした。
OUR WORK
計測から、分析・運用まで。
01
会員単位で分析できる土台を整備
GA4の基本設定とログイン時の会員識別子連携を実装し、Firebaseとの連携を設定。BigQuery上で行動データと会員データを接続し、Looker Studioで確認できる分析環境を構築しました。
02
事業の問いを、分析できる指標に変換
獲得経路や会員区分の定義を整理し、分析ごとに集計条件がずれないようにしました。有料化、利用頻度、休眠、記事閲覧などを切り口に、会員施策やコンテンツ施策を検討するための分析を実施しました。
03
社内で運用を続けられる形に整備
日次更新処理と品質チェックを整備し、データの到着状況に合わせて監視条件を調整。会員データの更新ツールに個人情報の検出・停止処理を組み込み、更新方法や障害時の確認手順を文書化して引き継ぎました。
ANALYSIS
施策を考えるために、問いを立てる。
- 獲得経路によって、利用状況や読む記事にどのような違いがあるか。
- 無料会員と有料会員では、利用頻度がどのように異なるか。
- 継続利用を考えるうえで、どの行動変化に注目すべきか。
- 記事は新規接点と会員利用のそれぞれで、どのような役割を持つか。
分析結果は、取得できるデータの範囲や観測期間を踏まえて解釈。確認できる傾向と、追加検証が必要な点を分けて提示しました。
OUTCOMES
判断と運用の土台を、社内に残す。
- 会員区分・獲得経路別に、利用状況や有料化の傾向を比較できる環境を整備。
- 施策判断に用いる指標の定義と集計条件を整理。
- 非エンジニアの担当者向けに、更新ツールと運用手順を整備。
- 経営・営業に加え、編集部門からも分析要望が寄せられるなど、利用が部門横断に拡大。
本事例では、分析環境と運用基盤の整備を成果として紹介しています。売上や会員数、継続率の改善を示すものではありません。
SCOPE
担当したこと
GA4基本設定・会員識別子連携/Firebase連携設定/BigQueryデータマート設計・SQL実装/Looker Studio構築/指標定義・分析/更新ツール・品質監視/ドキュメント整備・引き継ぎ。
Webサイトの改修や追加イベントの実装は、担当ベンダーとの役割分担で進めました。
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知りたいことから、一緒に整理します。
計測の見直し、会員データの分析、社内運用への引き継ぎまで。
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